知者は水を樂しみ、仁者は山を樂しむ

お城、読書、プロジェクトマネジメント。ユーザ系IT企業 中間管理職のつれづれ

20.コミュニケーション・リーダーシップ

プロジェクトリカバリのコツとヒント(インデックス)

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プロジェクトリカバリのコツとヒント(参考文献・サイト等)

参考文献・サイト等 引用元の書籍やWeb教材など。もっともよい教材は、実プロジェクトです。 プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」 作者:木部 智之 KADOKAWA Amazon このブログシリーズを書くにあたって、書…

プロジェクトリカバリのコツとヒント(8)

短いサイクルでの振り返り。セルフフィードバック ここまでの取り組みを始めたので、今後はリカバリに邁進します!と気勢を吐くような報告を見たことがありますが、邁進は盲進につながるリスクもあるので、こまめに振り返る、セルフフィードバックがあると良…

プロジェクトリカバリのコツとヒント(7)

情報公開 見える化の準備ができました。状況の良し悪しは、数字だけではイメージに結びつきません。グラフ化して、直感的に把握できるようにします。ゴールが近づいていることが見えることは、プロジェクトチームにとって自己効力感の向上やモチベーションの…

プロジェクトリカバリのコツとヒント(6)

フォーマットの再チェック 各種書類のフォーマットを見直します。必ず改定すべし、ではなく、プロジェクト状況と照らし合わせて適切かどうかの再チェックです。少なくとも、進捗管理、課題管理はチェックしておくのが良いです。更新すべき箇所が明確なフォー…

プロジェクトリカバリのコツとヒント(5)

サイクル・リズムを再構築する リプランを行い、キックオフを実施すると、プロジェクトの再始動となります。効いている実感、自己効力感向上の素地を作るために、1週間の過ごし方を定義すると良いです。アジャイル開発でも、スプリントの長さは1週間程度と…

プロジェクトリカバリのコツとヒント(4)

プロジェクト診断後、リプラン 特にトラブルプロジェクトでは、当初計画と実態は乖離していることがほとんどです。以後のリカバリのために、リプラン、リスケジュールをする必要があります。なお、「リスケ」は便利な言葉なので、多用するとプロジェクト内外…

プロジェクトリカバリのコツとヒント(3)

体制と役割の再定義 チームに役割と責任があるように、チームメンバー一人ひとりにも役割と責任があります。正しく取り組めばその役割と責任を果たすことができるように、プロジェクトマネージャやリーダは適切に権限を配分する必要があります。そのために、…

プロジェクトリカバリのコツとヒント(2)

プロジェクトを診る まずはプロジェクトに対する理解を深める必要があります。 プロジェクト開始段階からプロジェクトマネージャを担っている場合はともかくとして、途中で引き継いだ場合は特に、プロジェクトを「診る=診断する」ことが必要になってきます…

プロジェクトリカバリのコツとヒント(1)

プロジェクトを任されたときの心構え 唐突ですが、Responsibility(責任)の単語は、”Response” + ”ability” に分解することができます。”ability” は能力、性能、力量の意味です。一方の “Response” は応答、反応、手応えといった意味ですが、その語源は「…

プロジェクトリカバリのコツとヒント

はじめに プロジェクトマネージャとして数年を過ごし、それなりの件数のプロジェクトを運営してきました。何かの分野の第一人者ではありませんが、私視点で経験を整理しようと考え、8つの章でまとめてみました。 「私視点」をもう少し説明します。 私のプロ…

チーム運営についてコーチに相談してみた。

先日、ショートセッションを受けました。会話ログを取っていたので掲載。 私(クライアント):私は、所属する会社においてチームリーダを担っています。相互に支援し合う関係性を、チーム内に築きたいと考えていますが、具体的な方法がわかりません。これに…

ファシリテーション基礎講座(日本ファシリテーション協会)受講メモ

かつて、日本ファシリテーション協会が主催する「ファシリテーション基礎講座」を受講していたのを思い出しました。受講メモが残っていたのでこちらに掲載します。 受講したのはどうやら15年前の2008年だったようですが、陳腐化しているような内容は少ない印…

ファシリテーションをリモート会議で実施するときのTips

リモート会議で、通信速度の関係からなかなかカメラONにできない状況が続いているなかで、なんとかして会議をインタラクティブにしたいと考え続けている。そんな折に聴講した講座で、ファシリテーションのスキルと、コーチングなどとの共通項の学び直しがで…

プロジェクトをやり抜く思考と技術

Udemyで受講したメモです。「プロジェクトマネジメントの○○術」「プロジェクトリーダーの○○」のような切り口ではなく、「プロジェクトをやり抜くこと」にフォーカスしているように、なぜそれが「やり抜く」ことにつながるのかを実感できました。 www.udemy.c…

どういう認識で言っているのか

職場での打ち合わせ。 チームで仕事をしていれば、そこにはコミュニケーションが生まれます。コミュニケーションが生まれれば、認識のずれ・齟齬や、思惑の違いなどが発生する可能性を常に孕んでいます。認識の一致度合いを100%にするのはおそらく不可能でし…

バイアスを助長するエコーチャンバー Echo Chamber とは

アンコンシャス・バイアスについて、以前にもいくつか投稿していました。 ある研修で、こうしたバイアスを助長する要素として、「エコー・チャンバー(チェンバー:Echo Chamber)の話題に触れたので、少し考えて見ました。 Chamberとは、あまり聞きなれない…

会議運営10の戦術(Web会議版)

会議術に関係する書籍などは、いつの時代もずっと売れ続けている印象があります。会議運営はそれくらい難しいのか、人々がなかなか学べないのか、あるいは人や組織が成長していくうえで身につけていくスキルのようなものなのか。何でしょうな。 特にテレワー…

ダメ出ししたがる人の合格基準吊り上げ症候群

どこにでもいる「ダメ出ししたがる人」。立場や知識、経験などが相対的に上である、上だと思っている、上でありたい、(いわゆるマウンティングな人かもしれません)、のような意識を持っているような方に多いような気がしませんか。 そうした研究や対策ノウ…

テレワークと成果主義の密接な関係

「ジョブ型雇用」と「成果主義」、何となく近しいような印象もありますが別物ですね。下記サイトの記事にもあるように、コロナ禍によるテレワークの浸透で、そうしたことを尚更考える必要が増してきています。 en-gage.net 今年は新型コロナウイルスによって…

「藁を手に旅に出よう」

職場で、入社5年目くらいの若手にお薦め本を紹介してほしいと依頼を受けて、読書メーターの記録から引っ張り出して20冊弱を選びました。しかし社会人20年のあいだに読んできた本なので古いものも多く、もっと新しい、良い本があればと思って調べていたところ…

ファシリテーションから瞑想まで

テレワークというとカメラを通じて顔を映してコミュニケーションをとるイメージがありますが、私の職場などは通信回線の逼迫を防ぐために、資料共有はOKでも、カメラは原則OFFにするガイドラインがあります。タッチパネルなどの外部デバイスの接続もできない…

プロジェクトマネージャとヒューマンスキル

読書感想です。 プロジェクトマネジャーの「時間の大部分は、自分の主体性を弱めて他人と作業すること、すなわち、対人関係の解決に使われます。」の一文にたいへん共感しました。 プロジェクト・マネジャーの人間術 作者:Steven W. Flannes / Ginger Levin …

カメラOFFのテレワークは アンコンシャス・バイアスを助長するのでは?

若手ビジネスパーソンだった頃。「日経ビジネスアソシエ」を愛読していました。2018年に休刊になってしまいましたが、ビジネススキルアップや自己研鑽など、連載や特集に啓発されてあちこち取り組んでみた記憶があります。どこまで伸びたかは別として、私は…

マルチタスクは非効率であることを実感するテスト

もう3年も前のセミナーですが、最近復習してもなかなか興味深い内容だったので、まとめてみます。生産性について考えさせられ、クリティカルチェーンについて再学習するきっかけになったセミナーでした。 テレワークが続き、「組織」と「個」それぞれの生産…

瞑想を始めてみた

テレワークが続くと、作業にしても打ち合わせにしても全てが目の前の画面で繰り広げられることと、ヘッドセットで音声を聞いていると、なぜだか歯を食いしばってしまうこともあり、体も神経も疲れます。そんな折に、しばらく前の本ですが、「スタンフォード…

コミュニケーションの身だしなみ

テレワークがデフォルトになって久しくなってきました。コミュニケーション、特にオンライン会議での資料作成について感じたことをメモします。 私の職場では、Microsoft の Teams が導入されていますが、さまざまな事情があって、いくつかの機能は制限され…

ソーシャルディスタンスとアレン曲線

佐々木どうよ。です。 東日本大震災のあと、絆やつながりを求めて、婚活サービス業界が活況になったそうです。 今回のコロナ騒動においても、外出自粛となって初めて、人同士のリアルなつながりを欲している自分に気づいた人も多かったのでは。 SNSやオンラ…

「段階的なリモートワークの解除」とはどんな姿か

佐々木どうよ。です。 さしものフルリモートワークも、いわば緊急避難的に発生したものでしたが、いずれは緊急事態宣言の段階的な解除とともにその形を変えていくことになるでしょう。元の姿には戻りようがありません。では、どんな姿になるのか。私の職場で…

リモートワーク1週間を振り返る

世の中のご多分に漏れず、私の職場でもリモートワークが始まったのですが、これまたご多分に漏れず、慌ててその環境を作って見切り発車したのが実態です。おエライさん方は緊急事態宣言が出る直前までは「リモートワークなんかやっても成果出ねぇだろ」と言…

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