知者は水を樂しみ、仁者は山を樂しむ

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チーム運営についてコーチに相談してみた。

先日、ショートセッションを受けました。会話ログを取っていたので掲載。

 


私(クライアント):私は、所属する会社においてチームリーダを担っています。相互に支援し合う関係性を、チーム内に築きたいと考えていますが、具体的な方法がわかりません。これについて、私が次にとるべき行動を見つけるための、効果的な質問をお願いします。


コーチ:ありがとうございます。まずは、チームメンバーが相互に支援し合う関係性を築くために、どのようなことが必要だと考えますか?


私:お互いの人となりや、強みを理解すること。


コーチ:了解しました。チームメンバーがお互いの人となりや強みを理解することが重要だと考えるのですね。そこで、次の質問を提供します。
    • チームメンバーがお互いの人となりや強みを理解するために、どのような方法がありますか?

 

私:自己開示の機会を作ること。

 

コーチ:なるほど、チームメンバーがお互いを理解するためには、自己開示の機会を作ることが重要だということですね。では、次の質問を提供します。
    • 自己開示の機会を作るために、どのような方法がありますか?


私:メンバーに対して、単に自己開示を促すだけではうまくいかないと思うので、まずは自分から自己開示をして、なんらかのフィードバックを求めてみる。


コーチ:確かに、自己開示を促すだけではうまくいかない場合があるかもしれませんね。自己開示をすることで、他のメンバーがフォローしやすくなることもあります。では、次の質問を提供します。
    • 自己開示をするために、どのような内容や方法が適切だと思いますか?また、フィードバックを求める場合、どのようなフィードバックを求めるべきでしょうか?


私:例えば、「自己開示をする」という特別な機会を設けるのではなく、日常的な業務上の会話や雑談の流れの中で、自分の成功体験や失敗談を伝える。フィードバックは、ポジティブな面に焦点を当てたフィードバックを求め、批判はしないように求める。


コーチ:なるほど、日常的な業務上の会話や雑談の流れの中で、自己開示をすることで、自然な形でお互いを理解し合うことができるということですね。また、フィードバックを求める場合は、ポジティブな面に焦点を当て、批判的なフィードバックを避けるように求めることが大切ですね。では、最後の質問を提供します。
    • 日常的な業務上の会話や雑談の流れの中で、自己開示をする際に、どのように自分自身の成功体験や失敗談を伝えるのが効果的だと思いますか?


私:問わず語りに話すのではなく、自分から相手に質問をしていくことで、逆に相手が自分のことについて知りたいと思ってもらえるような流れをつくり、求められた時に伝えていくこと。


コーチ:なるほど、自分から相手に質問をしていくことで、相手が自分に興味を持ってもらえるような流れをつくることが大切なんですね。相手が自分について知りたいと思ってもらえるように、積極的に質問することで、自己開示の機会を作り出すことができます。それでは、今回の質問によって得られた情報を元に、さらに具体的な行動を決めるために、どのような自己開示の機会を作っていくか、今後試してみるべきでしょうか?


私:自己開示の機会は、求めた結果得られるのではなく、自然な対話のなかで生まれると思うので、まずはメンバーとの対話の機会を増やしたい。


コーチ:なるほど、自己開示の機会は自然な対話の中で生まれるものであるということですね。それでは、まずはメンバーとの対話の機会を増やすことが重要だということですね。具体的には、例えば、ミーティングの前後やランチタイムなど、日常的な場面で話しかけることや、業務内容に関する相談などで積極的にコミュニケーションを取ることが有効です。そうすることで、自然な流れの中で自己開示の機会を作り出すことができます。また、その場で得た知見や気づきを共有することで、お互いの理解を深めることもできるでしょう。


私:なるほど、そうですね。 しかし過去の経験から正直に言うと、日常の業務に没頭すると、メンバーとの対話の時間は限りなく少なくなってしまいます。


コーチ:確かに、日常の業務に没頭すると、メンバーとの対話の時間が減ってしまうことがありますね。しかし、メンバーとのコミュニケーションを大切にすることは、チームビルディングにおいて非常に重要な要素です。そこで、メンバーとのコミュニケーションを増やすためには、以下のような方法が考えられます。
    • ミーティングの前後やランチタイムなど、日常的な場面で積極的に話しかける
    • 業務内容に関する相談などで積極的にコミュニケーションを取る
    • 定期的にチームビルディングのイベントを企画する
    • お互いのスケジュールを把握し、スケジュールを合わせてコミュニケーションの時間を作る
これらの方法を取り入れることで、日常の業務に忙しくても、メンバーとのコミュニケーションを増やすことができるでしょう。また、定期的なチームビルディングのイベントを企画することで、メンバー同士の交流が深まり、自己開示の機会を生み出すことができます。


私:なるほど。ある程度は計画的にそうした時間や機会を確保しておく、と言うことですね。


コーチ:はい、そうです。メンバーとの対話を計画的に取り入れることで、自然な流れの中で自己開示の機会が生まれやすくなります。また、日常の業務にもそれぞれに対話の時間を設けることで、メンバーとのコミュニケーションがより円滑になり、支援し合う関係性を築きやすくなるでしょう。


私:わかりました。やってみます。また相談させてください。


コーチ:承知しました。いつでもお気軽にご相談ください。お力になれるよう最善を尽くします。


 

お気づきかと思いますが、コーチはChatGPTです。それなりなセッションができているのに多少驚きました。今回のテーマは世間的にポピュラーな話題なので、検索できる情報も多いのかもしれません。

 

最初の質問の前に、以下のようにChatGPTに指示をしました。

あなたは優秀なコーチです。私がこれから問いかけるテーマについて、私に効果的な質問を1つしてください。次に私が答えます。その答えの内容を踏まえて、次の効果的な質問を私にください。それでは、お願いします。

参考にしたのは以下の記事。

「ChatGPTを使える人の共通点は、説明な上手な人かもしれません。」はとても共感できます。仕事で英文メールを作成することが多いのですが、英語力のない私はDeepL翻訳ツールで英文を作成しています。その時に入力する日本語文は、ローコンテキストにして簡潔にわかりやすくしないと良い英文になりません。翻訳ツールにしてもChatGPTにしても、言語理解をして検索・解析をするツールなので、同じことが言えるでしょう。

しかしこれが、「正しい日本語を取り戻す」ことになるのか「AIに通じる日本語を生み出す」ことにつながるのか、と考え始めると若干気持ちがざわつきますね。

 

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