シミュレーションゲームが好きなのです。
個性を生かしてイベントをクリアして、成績を伸ばしたり領土を拡大していったり。
こうしたゲームは能力値やポテンシャルを見るのが楽しみの一つ。能力が数値化されているとワクワクします。
ところで、自分の得意技や強みを数値化したり、言語として表層化するのはとても難しいですよね。一般的な表現で端的に言いあらわすとなるとなおさらです。そんなときには、自分をアセスメントするツールとして、ストレングスファインダーを使ってみると良いです。
このエントリーは、ストレングスファインダーのテストを受けて、レポートを読んで、さらにコーチングを受けてみたメモです。
ストレングスファインダーとは
ギャラップ社が開発したツールで、Web上で質問に答えていくことで、その人の「才能」を見出すものです。「強み」ではなく「才能（レポートでは「資質」と呼んでいます）」と言っているのは、「才能」と「訓練」の掛け算で「強み」となって表出すると捉えているからです。
「資質」は34種類。「実行力」「影響力」「人間関係構築力」「戦略的思考力」の4つの領域にグループ化されています。これらは、ギャラップ社が行ってきた、多くの業界のエグゼクティブ（成功したとされる人々）が持つ資質を3,000以上の項目として抽出し、34種類に収斂していったものです。
テストを受けるには
テストを受けるには、「さあ、才能にめざめよう」の書籍を購入するほか、ギャラップ社のサイトから直接申込することもできますが、書籍からが簡単でわかりやすいです。手順は多くの方のブログ等に乗っていますので、参考にしてください。私が参照したのはこちら。
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ギャラップ社のサイトは操作方法がややわかりにくいです。
私も画面キャプチャとって手順を残そうと思っていたのですが、正解がなかなか見つけられず結局残せませんでした・・
受けてみて感じたこと
ある程度のバランスはあるのでは…という漠然とした期待はあっさりと裏切られ、資質の並びはとても偏って見えました。
レポートは2種類。テストを受けると見ることができる上位5資質のレポートと、別途購入する34資質すべてのレポートがあります。資質の組み合わせ、並びによってどのような才能となるのか、盲点は何かを知るには、34資質のレポートを購入することを強くおすすめします。圧倒的にメリットが多いです。
なぜなら、上位5資質のレポートでは、それぞれ単一の資質の解説にとどまっているので、「さあ、才能に目覚めよう」の書籍があればある程度理解できることが一つ。もう一つの理由は、資質の並びから見える、「自分ならでは」の強みの可能性が、34資質のレポートで明かされるからです。
さてここまでくると、おぼろげながら自分の才能のようなポテンシャルのようなものが見えてくる気がしてきました。能力レーダーチャートのこのへんがとんがっているようだぞ…と。
しかし、「騎馬隊の能力が高いから、平地の戦で先陣に出そう！」などと単純な話ではありません。ビジネスで、プライベートのさまざまなシーンでどう活かせばよいのか。そんな悩み、ストレングスコーチングで話してみようかな？
ストレングスコーチングを受けるには
ギャラップ社の公式サイトでもコーチを探すことはできますが、ストレングス、コーチングといったキーワード検索をすれば、たくさんのコーチがブログなどで発信していらっしゃるので、それぞれの経歴や強み分野をみて選んでいくと良いでしょう。きっと相性もあると思いますが、発信されている情報である程度絞っていけるのではないでしょうか。
ちなみに私はココナラで拝見したこちらのコーチにお願いしました。
KazumiＦさん(社労士ストレングスコーチ)のプロフィール | ココナラ
ストレングスコーチングを受けて得られたこと
コーチングのメニューとしては、特に上位の資質についての解説（「資質の読み込み」との表現が多いと思います）や、具体的な課題があれは、それに関するコーチングなどさまざま。私はセッションの冒頭でコーチと相談し、課題にどう活かすかを中心に、資質の解説を織り交ぜながらの進め方でお願いしました。
どんな話になったか、詳説は省くとして、
- 上位資質を勝ちパターンとして活かすには
- 下位にならんだ領域への資質の捉え方、活かし方
- 資質の組み合わせによって出てくる可能性のある強みと盲点
といった話ができて、自分の偏った才能に挫けていた気持ちから、前向きパワーを取り戻すことができましたよ。
資質の捉え方を熟知したストレングスコーチに、客観的な見かたで話ができるのはとても有意義だったと思います。レポートを読むだけでも感じることは少なくありませんが、まさにそのレポートにも書かれているとおり、強みについて話をする機会を得ることがいかに重要かを感じました。
ゆえに強くおすすめするのです。
本格的に活かしていくのはこれからですが、ここまでのやり方は間違いないと感じていますし、自分のためにも記録しておこうと思って書いたエントリーでした。
