今年の夏に発刊されたプロジェクトマネジメント、PMBOK関係の2冊を、本屋でパラパラとめくってきました。 どちらもPMBOK第7版に準拠して書かれている本ですが、想定読者像が違うように感じましたので、以下ご参考まで。
『PMBOKはじめの一歩 スッキリわかるプロジェクトマネジメントの基本』
プロジェクトマネジメント業務をこれから始める、あまり経験の多くない方向け。
そもそもプロジェクトマネジメントとは? あたりを入口にして、(帯にもあるように) 夏祭りを題材にしてプロジェク トマネジメントを解説しています。 経験が浅くてもイメージできるように、という雰囲気の本です。
『プロジェクトマネジメントの基本がこれ1冊でしっかり身につく本』
多少プロジェクトマネジメント経験のある方向けで、より実践的。 PMBOKを中心として、PRINCE2、ITILなども交えた思想についての第1章、立ち上げと終結の第2章、第6章は、実際のプロジェクトではほぼ一度きりのプロセスなので、もう一度目を通しておくと良い かも。第3章〜5章はプロジェクトの日常生活のような内容です。本を開くシーンも多いかもしれません。