知者は水を樂しみ、仁者は山を樂しむ

お城、読書、プロジェクトマネジメント。ユーザ系IT企業 中間管理職のつれづれ

PMP受験記

【注意】この記事は古いです。2012年頃に初版を書きました。
    最近思い出して編集しましたが、現在の試験には役立たないかもしれません。

 

PMPを受験して合格しました。

 

■参考書

 1.会社の社内研修で受け取った解説書と問題集。

 2.PMBOKガイド
  PMPを受験するには、PMIの会員に登録する必要がありますが、登録するとPMIのサイトからPDF形式でダウンロードすることが できます。

 3.PMP教科書(翔泳社
  PMP教科書 Project Management Professional 第4版

 

■勉強法

 ・各プロセスのインプット/ツールと技法/アウトプットを暗記
  覚えきれないが、統合、スコープ、人的資源、調達の各知識エリアは インプット/ツールと技法/アウトプットを問われることが多い。実業務でもこのあたりは参照する情報が多いはず。

 ・社内研修の問題集を解く
  日本語表現があいまいな部分も多く少し苦労。なかなか得点率も上がらずモチベーションも上がらず。

 ・PMP教科書で知識を補完、問題集を解く。
  問題集はクセがあまりなく、基礎知識を確認するのに適していた。インプット/ツールと技法/アウトプットの理解度をチェックするにも ちょうどいいレベルの問題が多い。

  ※問題の特徴として、「○○のインプット(ツールと技法/アウトプット) に含まれないのはどれか。」「適さないのはどれか」という問いかけが多かったが、本試験では「適するのはどれか」という形式が主だった。

 ・問題集はそれぞれ3回繰り返し。
  3回も繰り返しているとくじけそうになるが、毎回間違う問題がはっきりしてきて、最後の追い込みに焦点を絞りやすくなる。

 ・暗記は電車で、問題はコーヒーショップで。
  問題集は会社帰りや週末に集中して取り組んだ。

 

■勉強時間

 社内研修から本試験まで間が空いてしまい、勉強にもブランクが できたため、勉強を再開してからの時間でいうと、たぶん60時間程度。

 ※平日;平均1時間程度。
  週末;平均8時間程度。
  期間;およそ1ヶ月。あんまり長いと集中力が持たない。

 

■試験

 (1)会場・受験方法
  茅場町のPROMETRICセンター。途中でトイレに行きたくなりブザーを押したが反応なし。我慢できないわけではなかったがちょっとあせった。

 (2)試験内容
  知識エリアは満遍なく出題された感じ。プロセスでいうと、自分が苦手としていた終結プロセスが多かったように感じた。苦手意識があったからかもしれないが。。
  問題内容では、EVMの知識を問うものが15題程度。基礎知識があれば十分解ける問題がほとんどなので、EVMをマスターしていれば得点源になりうる。
  また、変更管理に関する問題が多かった。変更は誰によって発生し、どうマネジメントするか。それから、終結に関する問題では、プロジェクトが当初計画の途中で中断する場合の取扱について問われる問題が多かった。
  実業務でもありうるシチュエーションを取り上げているように思える。

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