幸いなことにいくつかの会社から、最終面接への案内を
いただくことができて、最終的に3社から内定を
いただいたのです。
第1志望だったA社は、自分の働く姿をイメージ
できませんでした。社内の雰囲気とかを感じられなかった
のです。B・C社は、リクルーターや大学の先輩と
会わせていただいて、一日の仕事の様子や、学生から
社会人になったときの気持ちなど、いろいろ教えて
いただくことができました。
社会人・会社がより身近に感じられたのは確かです。
結局のところ、どの会社に入っても、やりたい仕事ができるか
どうかはわかりません。やりたい仕事に近づけるかどうかは
入社後の自分しだい。
それなら、働きやすそうなところがいい、入社前の不安は少ない
ほうがいいと考えてました。
最終的には、就職活動を始めたときには名前すら知らなかった
C社に入社を決めたのです。
▼当時の日記が残っていました。
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ついに決断。 A社に電話し、辞退の旨伝えた。特に何も聞かれなかった。
その後、B社に電話。人事部長と直接話をし、
最終決断の理由を聞かれた。 「考え直してみない?」とか、親しげに誘ってくれて、
断りがたかったが、涙を飲んで。B社がいちばん、
「来てほしい」という気持ちを感じた。
最終的には、B社でもC社でも、自分のやりたいことは
見つけられると思うし、雰囲気もとてもいいと思う。
待遇面でわずかな差が出る程度だと思う。
そのわずかな差とは、自己啓発のための制度と、
そのための時間にあると感じた。
他の事業部やプロジェクトの人たちと積極的に情報の交換をして
自分の身につけ、うまく時間をつくって自己啓発や将来設計の
ために役立てたい。
「公共性の高いシステム開発に携わりたい」と活動してきた。
しかし、活動しているうち、金融・流通関係のシステムをやってみたいと 思うようになった。外販比率は、B社がいちばん高そうだ。
親会社への依存率が低いということで、B社にも魅力を感じていたが、
最終的には待遇面、福利厚生面ぐらいでしか判断が つかなかったというのが正直なところ。
入社して、どの分野を専門にシステムに携わるかわからないが、
いずれにしても、固執することなく、他の業務知識も蓄えていきたい。
システム開発にあたっては、常にエンドユーザのことを考えていたい。 仕事以外でもがんばるために、仕事をがんばりたい。