最近話題の、レバレッジコンサルティング・本田直人さんの書籍。 新書本なので、通勤電車で読むにはお手軽。
むかし、ジム・キャリー主演の映画「ライアー・ライアー」を DVDで見たとき、日本語の字幕で
「子供を連れて来たのが効果的だった」
というセリフがあり、英語の字幕だと
They give you so much leverage in a case like this.
と表現されていました。 「レバレッジ」ってそういう意味だったのね。
この本のサブタイトルは「ノーリスク・ハイリターンの成功原則」
となっていますが、まさしくそんな気がします。
「時間を有効に使う」ことにリスクはないはずで、 うまく使えれば使えるほどハイリターンになります。
よく「不満をリスト化する。そこにヒントやチャンスがある」 みたいなことを耳にしますが、ふだん何気なくやっている ルーティンワークのような作業を、もっと時間コストを かけずにアウトプットを出すために、この本では
・仕組み化→再現性を持たせる ・チェックリスト化
という方法で、DMWL(Do More With Less)を説いています。
こまごました時間を集約するような「時間の貯蓄」ではなく、 仕組み化することで「時間を投資に回す」ことの重要性が よくわかりました。
さっそくやってみよう!という気になります。
タイム・マネジメントって、時間の節約じゃないと思うんだけどなぁ・・ と感じている方にオススメ