コーチ・トゥエンティワンのセミナー
「相手に合わせたコミュニケーション」に 参加してきた。
半蔵門から徒歩7分、東急三番町ビルで。 高そうな土地、きれいなビルだった。
■相手に合わせたコミュニケーション
講師:桜井 一紀 氏(コーチ21副社長)
■コーチングとは
⇒ティーチングとコーチングの違い
-コーチング:相手の自発性を促進するコミュニケーション技術 -コーチングの目的:目標達成に向けて行動を促すこと -コーチングの3原則:interactive、on going、 tailor-made ⇒必ず相手は同時に一人 ⇒相手の受け取りやすい形で
コーチはクライアントの -目標の決定、 -現状の把握、 -具体的な行動を 【質問】や【提案】によって【引き出す】。
クライアントは、こうしたコーチングを通して、
自ら答えを出せるような状態になる。 これを【オートクライン】と呼ぶ。
オートクラインを生み出すために、【よい質問】をすることが重要。
コーチがクライアントの話を聞くときには、どんな話も【肯定的に聞く】。 そのため、【Yes/No】どちらの答えも受け止められる必要がある。
また、自らのコーチング、コミュニケーションについては、
人からフィードバックを受けないと、
自分のパターンにはまり込んでしまい、
軌道修正ができなくなる。
そのためコーチは、自らコーチを雇ってコーチングを
受けるのが一般的。
■タイプ分け
http://www.test.ne.jp/index.html
コミュニケーションの切り口を見つける。 効果的なコミュニケーションを取るための戦略。 ⇒重要なのは、【タイプ分けが目的ではない】こと。 誰でも、どの特徴も少なからず持っている。
「観察チェック表」を使って相手のタイプを知る(推測する)。 ⇒切り口の材料として、相手に合わせたコミュニケーションをとってみる。 【判断】してはダメ! ⇒試行錯誤の繰り返し ⇒最終的に、相手に最もよい受け取り方のコミュニケーションを見つける。
どのタイプにも良し悪しはなく、矯正するものでもない。 タイプを見極めたコミュニケーションを取ることが目的。
■成功体験談(山本洋美氏) 一斉告知で変更を通達して失敗。 ⇒感情の矛先は、「変更の事実」ではなく「マネージャ」に。
変更を通達する場合は、
(1)まずコントローラへ。 コントローラは、「漏れ聞いた」「伝え聞いた」らとたんにヘソを曲げる。
(2)次にアナライザへ。 変更するにあたって「抜けはないか?」についてアドバイスを求める。
(3)次にサポーターへ。 変更するにあたって「不安はないか?」についてアドバイスを求める。
(4)告知
(5)プロモーターは、ミスをしないように「行動」に注意する。
■アクションプラン
コーチ側から行動を変えていくこと。 タイプ分けなどにより、色眼鏡で見てしまう危険性もあるが、 試行錯誤を繰り返すほかはない。
また、タイプ分けは、1対1のコミュニケーションのためのもの。 職種への適性などを測るものではないことを注意する必要がある。