知者は水を樂しみ、仁者は山を樂しむ

お城、読書、プロジェクトマネジメント。ユーザ系IT企業 中間管理職のつれづれ

身に覚えが・・・

芦屋 広太, ネクストエデュケーションシンク
仕事がうまくいくコミュニケーションの技術―IT教育コンサルタントが教える

有名なコンサルタントの著書。

だいぶ前に、情報処理試験対策でインターネットを

調べていたとき、「Dr.エーロンの論文治療クリニック」

というサイトを見つけたのが、芦屋さんを

知ったきっかけ。

同じころだったか、XMLの勉強をしているときに

「たのしいXML」というサイトで学んでいました。

それがどちらも書籍になったりしていくとは。。。

自分も見習おう!と思い、このブログとは別の

サイトをどんどん更新していたのをふと

思い出しました。ほったらかしになっているなぁ。

まったく関係ないですが。

さて、「身に覚えが・・・」と思う場面が多かったこの本、

ITエンジニアとして数々の現場でさまざまな立場で

プロジェクトや人材育成にかかわってきた

芦屋さんの、たくさんの事例が載っている本です。

「かつてこんな(まずい)やり方をしていました。」

「こんな(よくない)上司がいました」などという

エピソードを読むたび、思いあたるフシが

フシブシにブシブシきて。。

我が身を振り返らせてくれた本でした。

かつて、IT業界向けのコーチングの本を読んだ

時には、「そんなにうまくいくものかなぁ」、

「こんな現場があるのかなぁ」などと、いくぶん

懐疑的でしたが、こちらはより現場ライク。

芦屋さんの実体験をもとにしているからかも

しれません。

自分と芦屋さんを重ねあわせることが

仮にできなくても、こういう場面でこういう行動をし、

こんな勉強をするとこう役に立つ、という

道筋がよくわかるので、身にしみる本だと

思いました。

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