知者は水を樂しみ、仁者は山を樂しむ

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訊くスキル (ブックレビュー「上手な聞き方が身につくスキル」その3)

■相手を引き出す「訊くスキル」(質問のスキル)

-相手が熟知していることを訊く  ⇒教えてもらうつもりで、謙虚に。

-相手の変化を訊く  ⇒変化は質問のチャンス!相手も話したがっている。   マイナス思考になっているときも相手の気持ちのベクトルに合わせて。

-相手の価値観を訊く  ⇒大切なものに触れたとき本音が出てくる。

-相手に自分を添わせて訊く  ⇒相手の経験に、自分の経験や知識を重ね合わせる。   うまくリンクさせられれば、発展性のある面白い話になる。   あくまでも聞き役で。

■変化を呼び込む「訊くスキル」

-具体的に訊く  ⇒漠然とした質問の答えは漠然としてしまう。「5W2H」で。

-★相手を明るい未来へ導く訊き方  ⇒行動を起こさせるときは、「視点を未来へ」。   過去質問で原因をつかんだら、未来質問に切り替えること。  ⇒自信を取り戻させたいときなどは、「過去質問で成功体験を呼び戻す」   意識的によい感情を作り出す手助けをする。

-オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョンを使い分ける。

-★否定後を含んだ質問を多用しない  ⇒否定語を含む(「何がはっきりしないのか?」)場合は、詰問調。   肯定語に変える(「何がはっきりしているのか?」)と、前向きにさせる。

-直接質問と間接質問を使い分ける。  ⇒直接「ご家族は?」   間接「休日はどのように?」

-会話の連鎖を作る。  ⇒相手の答えを注意深く聞いて、話を発展させていく。   相手とともに織物を織っていく感じで。

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