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無意識のバイアス(アンコンシャス・バイアス)が生む「話しかけづらさ」

最近、「アンコンシャス バイアス(Unconcious bias 無意識の偏見)」の話を聞く機会がありまして、思い当たることがありました。

 

私は「気軽に声をかける」「雑談する」といったことが苦手で、相手によっては話しかけるのをためらってしまうことがよくあります。話しかけやすい人、話しかけにくい人の違いは、相手との親近感の違いや、場合によっては相手側の問題であったりするかもしれませんが、自分の中にある「アンコンシャス・バイアス」がそれを規定しているのかもしれない、と思い当たりました。

 

日本はハイコンテクスト文化であり、互いに忖度し、和を尊ぶ民族です。

「みんながそう言っているから」という同調圧力にも流され、無意識のバイアスが形成されていくのだと思います。 多数決の結果、少数派になった時に居心地が悪く感じるのも、このあたりと関係しているのかもしれません。組織の「同調圧力」もここに影響しているでしょう。

 

人材不足のなか、私の組織もダイバーシティ・バリエーション豊かになってきました。「平等に」仕事を割り振ったりするのは難しくても、「若いから」「女性だから」「子育て中だから」といった色メガネで見ないように注意が必要ですね。「○○ハラスメント」もこのあたりに起因するものもあるような気がします。

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