ちと昔の本ですが、オススメの1冊。
「フェルマーの最終定理」って、数学界で300年ものあいだ 証明されてこなかった定理です。この記事では説明しきれないので、詳しくはこちら。
「数学」と聞いてちょっと躊躇したのですが、
- 数学がわからなくても読める。
- たとえ話や簡単な解説・図が多い。
- 数学がわかる人にも飽きさせない。
- ひとつの定理をめぐる人々の人生や人間模様などドラマチックに描かれている
- ドキュメンタリーでありながら小説っぽい。
ので、とても楽しめました。
こうした、昔の学会の話というと、とかく海の向こうの話が多いような印象がありますが、 日本人(ジョン万次郎ではない)も登場するのです。そのあたりは親近感も沸いてきます。海外の方に日本の特定の人物を評価されると嬉しいですしね。
ページ数は多めなので、少し頑張って読む感じですが、 たまにはこういうのも面白いです。数学を勉強する前の数学志望の人にもオススメですね