知者は水を樂しみ、仁者は山を樂しむ

お城、読書、プロジェクトマネジメント。ユーザ系IT企業 中間管理職のつれづれ

なぜSEになったのか③

次に思い浮かんだキーワードが「インターネット」です。

就職活動を始める少し前、大学の情報処理センターに

Windows 95」が導入されていました。

すでに情報処理の単位は取りおえていたので、授業で

教わることができず、友達に教わったり、自分でてきとうに

触ってみながらWindowsを使い始めました。

インターネット。

当時はまだ「WWW(World Wide Web)とは?」という解説も

まだそんなに一般的に知られていなかったころ。

日本のインターネットサイトも少ない中で、リンクを次々に

クリックしていくと、海外のサイトに辿りついたり、

まったく知らない個人サイトが出てきたり。

なんだこれは!? と新鮮な驚きを感じました。

ゆえあって電話の歴史を学んだことがあり、

手紙や書簡が、飛脚や郵便で物理的に運ばれていた世界に、

電信・電話が登場したことによって、物理的な距離がいっきに

とりはらわれたのである・・・という記事を読んだことがありました。

また、ゆえあって聴覚障害者と交流があったので、

電話やファックスになりかわって、また新しい通信の世界が

ひらけるぞ・・・と思ったのでした。

思い立って、立花隆さんの「インターネットはグローバル・ブレイン」

という本をよみ、これからの時代、インターネット技術を通して

社会生活に貢献できる、という思いを強くしたのです。

インターネットはグローバル・ブレイン

そうして、私の就職活動は、情報技術産業へ、

システムエンジニアへと傾いていきました。

リクナビに登録されている企業もまだ多くないころ、

情報サービス企業へ、葉書やインターネットを使って

アクセスし始めました。

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