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わかりやすい資料作りのヒント(3/3)

1前々回分はこちら。

2前回分はこちら。

3

 

 ②内容の構成 

  (2)文章と図表のバランスは取れているか。 

    現象を説明するにも、データを中心に説明したいのであれば、

    たとえば表形式での説明がわかりやすいでしょうし、

    動作そのものを説明したい場合は、文章で説明するよりも、

    システムフローなどの図があるほうが、説明される側にとっても

    直感的でわかりやすくなります。

    

    

    文章だけの説明ではなく、箇条書きや簡単な図表をはさむだけで、

    格段にわかりやすくなる場合が多いです。

    一朝一夕に簡潔な図表を描けるようにななりませんが、

    普段から少しずつ練習するとよいでしょう。

 

→→(3)全体のレイアウトは整理されているか。 

→→→レイアウト作りのコツは、

     「グループ化」「段落・インデント」「余白」です。

 

    類似した内容をグループ化することで、

    重複を排除したり、説明の流れを作りやすくなったりします。

 

    表題のほかに、いくつかの見出しがある場合は、

    段落付けをして、インデント(字下げ)をしてみましょう。

    この文章も、何段階かのインデントを使っています。

 

    また、全体の読みやすさ(わかりやすさに直結します)は、余白のとり方で大きく変わります。

    段落ごとに空白行を挿入したり、図表も周囲に適切な

    余白を取ることで、読み手が受ける印象は ぐんと変わってきます。

 

    状況によって「わかりやすい」の尺度も変わってくるので、多くの説明資料などを読んで、

    まねてみることが第一歩ではないかと思います(「守破離」の「守」にあたります)。 

 

    何かのヒントになりましたでしょうか。

     ご意見、ご感想などありましたらぜひお寄せください。 

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