知者は水を樂しみ、仁者は山を樂しむ

お城、読書、プロジェクトマネジメント。ユーザ系IT企業 中間管理職のつれづれ

三本の足

前の部署の上司と会う。

いまの部署に配属されてから、何度か話をする

日程の調整をしていたものの、都合が合わず

流れていたが、ようやく時間を共にすることができた。

去年異動してから、何度かメールのやり取りはしていて、

おおよそその頃の状況は伝えていたが、

今回はここ半年の出来事や最近思っていること、

悩んでいることを聞いてもらった。

ひとつの事実に対して、見かたは人数分あるとは思うが、 自分の立場から見た思いを伝えたら、

共感してもらうことができてよかった。 見かたによっては、自分の考えも正しいということだ。

「三本の足で立つこと」を教わった。

その三本とは、

-仕事 -友人(仕事以外の) -自分(趣味、打ち込めること)

の3つの柱をバランスよく保つことで、

このうちのどの足がバランスを崩しても、

その方向に倒れていってしまう。

自分は、「仕事」を踏ん張ろうとしているけど、

あとの2本のバランスが悪いような気がする。

でも「仕事」も打ち込んでいるような気持ちもない。 つまりどれも中途半端に過ぎないのだと思う。

それでもいちばん踏ん張っているのは「仕事」であって、 バランスが取れていないことに変わりはない。

上司は、ストレスの解消方法としては、

自分が楽しくなれることをたくさん見つけること、と言っていたが、

それはつまり、この三本の足のバランスのことだと思う。

それから、三本の足とは違うが、

価値観を受容できるバランス感覚を身につけるために、

もっともっと多くの人と会う必要があると思った。

そして、もっと幅広いことに興味を持つことができるように ならなければと思う。

Copyright birdie-chance92 All Rights Reserved.