このあいだ、病院の待ち時間があまりにも長かった(5時間) ので、高校時代の親友と電話で話をしていました。
彼は遠い土地(国内だけど)で、公務員として働いています。 お互いに、高校~大学~社会人という道を歩いてきて、 さらに社会人になって数年がたち、さまざまな経験を してきました。
あたりまえのことながら、 高校時代には、中学生のときは思いもしなかったような考え方、 大学時代には、高校生のときは思いもしなかったような考え方、 社会人になってみると、学生時代には気づかなかったこと、に どんどん気づかされてきます。
ここまで振り返ってみると、いろいろなことが めぐり合わせだったなぁ、と思うようになってきました。 学生時代には思いもしなかった考え方です。
かといって、「いくら努力したってなるようにしかならないよ」的な 世の中間違ってる論を言っているのではなくて、努力してそれに近づこうとした 結果、いろいろな要素があいまって、その結果が生まれた。 そんな風に考えるようになってきました。
たとえばのはなし、だれかとつき合ったり、結婚したりする場合、 「決め手は?」という話になることが多いと思いますが、 その「決め手」になるのは、幸せとは逆の、肉親との別れだったり、 親友の結婚だったり、仕事の転機だったりするわけです。 必ずしも「好きだから今すぐ結婚したいから」だけでは なかったのではないかと思います。
もちろん、結婚に向かって努力をしたり、アピールしたり しなければ、そんな結果は得られなかったでしょう。 だから、目標に近づく努力はぜったいに必要なのです。 振り返ってみて、めぐり合わせだったな。と思えるかどうかが 大切なのではないかなぁ、と思うようになってきています。