知者は水を樂しみ、仁者は山を樂しむ

お城、読書、プロジェクトマネジメント。ユーザ系IT企業 中間管理職のつれづれ

2005年まとめ~いい年でした

27日、仕事納め。

今年は公私ともにいろいろなことを経験して、

いいこともいやなことも全部ひっくるめて、

いい1年だったと思う。

年初のキーワードは、実は「飛躍」でした。

じっさい、飛躍することはできませんでしたが、

「大人になることは、ままにならないことを知ることだ」の

言葉にあるように、まわりも自分も、ままにならないことを

なんとかいい方向に向かわせようと、それぞれ

努力してきたと思う。

「価値観の相違」の難しさを味わった。

おなじ土俵で相撲が取れない、すれちがい、

売り言葉に買い言葉、鶏と卵、、

いろいろな考え方に遭遇した。

「歴史とは、矛盾をはらんだ多面体である」

蟹瀬誠一さんが言っていたが、この【歴史】という言葉は、

そのまま【事実】に置き換えても通じると思う。

多面体は、見る人によっていろいろな色を見せる。

たいがい、自分の見ているところがいちばんキレイだと

思うものだ。

そこからじゃなくて、自分がいるここから見てほしい

という思いもあったけれど、その気持ちは誰もが

持っていることを実感した。

共感と理解が必要だ。

コーチング・リーダーシップについても勉強した。

いろいろな本を読み、セミナーに出席し、

先輩に指導してもらい、実践して、試行錯誤して。

けれども、「こうしたい」という思いは、ときに「こうあらねば」に

変化してしまったこともあり、結局のところ、自然体が

いちばんだということに落ち着いた。

コーチングも、そうしたノウハウの集積なのだ。

職場の人間関係では、四方を攻められ四面楚歌、

和解交渉も通ぜず八方塞がり、なんていうような状況に

一時陥った。

単なる被害妄想かもしれないけれど、うつなんて所詮

そんなところから始まるものだ。

危うく長期休養に入りかけたところで、先輩や上司が

所属するチームを変更してくれた。

この環境の変化が今年のターニングポイントになった。

新しい仲間ができて、共感・理解しあうことができた。

・・・というと、その前後でマイナスからプラスに

変わったように見えるけれど、結局、どっちもが

すごく自分にとっては価値ある経験だった。

去年知らなかった、今年知り合った人たちも

たくさんいる。それだけでもすごいこと。

いろいろな人たちとつながった。

来年はさらにいい年にしようと思う。

がんばったけど、ちょっと怠けたかな・・と思う部分も

あるので、出直してがんばりたい。

なにかの間違いで?この文を読んでいるあなたも、

そして自分も、今年1年お疲れ様。

いい年だったね。

来年もいい年でありますように。

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